大証2部「小売業」のステラ・グループであるが、業績の下方修正を行った。
修正の理由
連結業績予想修正の主な要因については、OA社が同社の連結子会社である株式会社ダイヤモンドエージェンシーを第三者へ譲渡することから、当社は第4四半期会計期間(平成21年12月1日~平成22年2月28日)よりIT・デジタルメディア・コンテンツ事業の廃止を決議することとなり、これにより売上高が減少する見込みとなりました。
また、婦人子供服販売事業を行っている株式会社エルメ及び不動産事業を行っている株式会社プロジェ・ホールディングスにおいて、景気の不透明感や雇用不安による消費マインドの冷え込みが拭い切れない状況下の影響を受け、売上・利益
共減少することとなりました。
個別業績予想修正の主な要因は、売上高及び販管費は概ね計画通り推移する見込みですが、当社が連結子会社に対して行っている貸付金について貸倒引当金繰入の追加を行ったことにより、損益面においては修正が必要となりました。
適時開示をみると、上記のような理由となっている。
ステラ・グループであるが、財務状況はひどく、OA社(オーエー・システム・プラザ)7491も連続赤字。またステラ社が筆頭株主のプロジェ・ホールディングスの財務状況もひどいものである。
ステラ社の筆頭株主は「江藤鉄男」氏であり、プロジェ社の株も2.12%保有している。
「江藤鉄男」氏はイカリソースに絡む詐欺事件で逮捕された事実がある有名人。
会長ら逮捕 7億8千万円詐取で
 大阪市の老舗ソースメーカー、イカリソース役員らが、リサイクル設備の性能を偽ってリース会社に高額で売却し、約7億8800万円をだまし取ったとして大阪地検特捜部は18日、詐欺と有印私文書偽造、同行使などの疑いで同社会長木村敏容疑者(46)ら8人を逮捕した。また同市福島区の同社本社や兵庫県芦屋市の木村容疑者の自宅など関係先20数カ所を家宅捜索した。
 イカリ社は当時資金繰りに窮しており、特捜部は木村容疑者らが運転資金を捻出(ねんしゅつ)するため、当初から売却代金の詐取を計画していた疑いが強いとみて、老舗企業の放漫経営の全容解明を進める。
 ほかに逮捕されたのは、同区の給食請負会社「アイフード」(会社更生手続き中、旧・一冨士フードサービス)元社長辻本泰幸容疑者(49)や、東京都内の店舗運営会社社長江藤鉄男容疑者(36)、福井市内の産廃処理事業協同組合代表理事釣谷祐治容疑者(60)ら。
2005/05/18 16:21 【共同通信】
「江藤鉄男」氏は後に不起訴となっているようである。
ステラ・グループの企業はいずれも連続して当期利益はマイナスの企業群となっていてる。当然ながら「企業の継続に疑義」の注記がついている。
ここまでひどいと、通常なら株主は株をディスカウントしてでも放り出したい気分だろうが、筆頭株主が実質的に采配をしているのだろうから問題は「江藤鉄男」氏の出口戦略が見ものとなろう。
いずれは「倒産」へと向かうだろうと予測する。